皆さんは普段の会話の中で、「会話しずらいな」「嚙み合わないな」と思うことってないですか?一般に、女性はよくしゃべるとか、結論のない話をずっと続けることができるとか、色々言われてはいますが、女子同士でも会話が全然嚙み合わないときはあるものです。それは、こんなとき。
「自分と相手が全然別のことを話そうとしている場合」
この現象は、男女間、会社の同僚間、部下・上司間などでも日常で起こっていることですよね。例えば、仕事だったら、Aさんは部分的なことを言っているけど、Bさんは全体的なことを言っているので、会話がチグハグ・・・みたいなことも。
こういった現象を続けていくと、会話がチグハグになっているのに、修正できないまま話が終わってしまい、結局何も話が進まない・・・なんてことも。そんなときは、この技術が役立ちます。
「ペーシング」
ペーシングというのは、コミュニケーション技法の1つで、話し方や身振りなどを相手に合わせることなんです。カウンセラーやセラピストはクライアントとお話をするときに使いますが、営業や部下育成などの対面状況で用いられる場合もあるんですよ。
具体的には、相手が驚いているときは一緒に驚いてみせる、相手の使っている言葉を使う、口調やテンポをそろえるといったようなことです。応用では、極端に怒っている相手に対し極端に縮み上がってみせるとか、相手の気分や要望を汲んで話し方や身振りに反映するといったこともペーシングに含まれます。
ペーシングをすることで、相手に「この人は自分の気持ちをわかってくれている」「自分に同意している」といった好印象を与えられるので、会話をしながら信頼関係を築けるようになりますね。ただし、やりすぎると不自然になることもあるので注意しましょう(笑) 会話が嚙み合わない相手でも、ペーシングを使ってあなたの欲しい答えを聞き出せたなら、それでOKです。
下記の動画「#27 カウンセラーが使っているプロのコミュニケーション術」でインタビュー形式でお話ししています。ご興味ある方は、是非、引き続き御覧くださいね(^^)/
動画番組、フェイスブックコラムにて、情報配信しています。
日々の気づきなどに、是非、ご利用くださいね。
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