Q. | 悲劇のヒロインが自作自演ってどういう意味ですか |
言葉の通りです。悲劇のヒロインを自分で作り演じているだけです。
何かにつけて不幸なストーリーに持ち込んでしまう方がいらっしゃいます。例えば、家の冷蔵庫が壊れたとしましょう。
ある人は「今までご苦労様。今まで私たちのために働いてくれてありがとうね」と、労いと感謝の思いを抱きました。
またある人は「何で壊れるのよ!私ってほんとツイてない!」と物に怒りをぶつけ、自分を貶める評価まで自分に下しました。
さて、もうここでお分かりだと思います。悲劇のヒロインを作り出しているのは、その人自身です。作って演じているのはその人自身。そういう人は、常に不平不満を言っていることのほうが心地よく、自分がツイていないことを強調するのが大好きです。またさらに、周囲の人から同情の声をかけられることを好み、周囲にも同じ話を何度もするかもしれません。そして、冷蔵庫を買い替えれば問題は解決するのに、悲劇のヒロインぶることにエネルギーを使い、新しい冷蔵庫をワクワクして楽しみながら選ぶことができないかもしれません。
こういったように、悲劇のヒロインも本当に悲劇なわけではなく、自作自演で出来上がるのです。自作自演しているうちに悲劇を引き寄せる確率も高くなりますけどね。私たちに起こる出来事にはさほど意味はありません。ただ、そこにどのような意味づけをするのか、どのような捉え方をするのかは、自分次第です。
どうせ自作自演するなら、なりたい人物像で自作自演して、人生のストーリーを作り上げていけばよいだけです。あなたの自作自演は今のままでいいですか?気付けたら加筆修正することは何度でも可能ですから、是非素敵な人生の主役になって下さいね。あなたの人生が素敵に変わっていくことを、楽しみにしております。
下記の動画「#21 宿命と運命は違う?」で宿命や運命についてのお話しをしています。引き続き御覧くださいね。
動画番組、フェイスブックコラムにて、情報配信しています。
日々の気づきなどに、是非、ご利用くださいね。
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