Q. | 過去世と宿命と運命はどのように関わりあっているのですか? |
今世は過去からの因果関係で決まってしまったものと、これから自由に選択できる未来が共存しています。
過去世、宿命、運命はそれぞれに関係し合っていますが、一番大事なことは「私たちが自由に選択できる部分を、如何に豊かに生きるために選択できるか」です。ということを、ご理解の上、今のあなたに過去世や宿命や運命を照らし合わせて考えていただければと思います。
過去世=あなたの魂が過去に生きた人生
宿命=人生の中で変えられないこと(親、兄弟、性別、カルマ、性質、など)
運命=人生の中で自分の自由選択により変えていけるもの(捉え方、考え方、行動など)
宇宙の法則にはとてもシンプルな因果律があります。「悪い行いをすれば悪い未来になる」「良い行いをすれば良い未来になる」という内容です。これは、過去世から今世に至ってもこの因果律は働いています。カルマと呼ばれているものがその一例です。過去の人生のある行いにより、魂の癖がそのまま今世に持ち越され、現在のあなたの人生に出てきている何らかの現象ですね。
そういった意味で、過去世は今世の宿命(変えられないもの)に影響を与える要素になっています。また、運命は「命を運ぶ」と書き、人生の生き方(生命)の運び方は自分で自由に選択できるということになります。
過去世で自分で蒔いた種を刈り取っていなければ、未来の人生で刈り取る必要がでてきます。それが宿命の一部となるわけです。宿命があっても、自分自身が今世どのように生きたいのか選択しながら、命を運んでいく行為は運命となり自分で人生の学びを自由に選択することもできます。
でも、もっと視野を広げるなら、日常から正しい思念で正しい行いをしていれば、不必要にカルマを作ることなく、人生の回り方もよくなり、来世にもそれらが持ち越されるということになります。魂には学ぶ自由が与えられいますので、どんな学びをしたいのかは自分で決めて学ぶことができるようになっています。ここでいう「学び」が何かと分かるのは、難しいかもしれませんが、多くの先人たちが残してくれた知恵から、「親切にすること」「感謝すること」などは学びの質を高めてくれる心がけであることは言うまでもありませんね。
下記の動画「#21 宿命と運命は違う?」で宿命や運命についてのお話しをしています。引き続き御覧くださいね。
動画番組、フェイスブックコラムにて、情報配信しています。
日々の気づきなどに、是非、ご利用くださいね。
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