こんな経験ないですか?悩み事があって、仲のいい友達に相談したけど、悩みごとの解決どころか余計にストレスになった!みたいなこと・・・(苦笑)
例えば、相談したAさんは、本当は悩みを聞いてほしいだけだったのに、相談されたBさんは、話も十分に聞かずに解決策をどんどん提案した挙句、「悪いのはAさんだ」と説教し始めてしまい、結局のところAさんは消化不良のままというような現象(;^_^A
これは、カウンセラーの目から見るとBさんの対応に原因があることがわかります。それは、「傾聴」できていないということ。傾聴というのは、カウンセラーがクライアントの話を聞くときに使う技術で、これは日常の場面でも大いに使えるものなんですよ。
「傾聴」とは、カウンセリングにおけるコミュニケーション技術の一つ。人の話をただ聞くのではなく、注意を払って、より深く、丁寧に耳を傾けること。自分の訊きたいことを訊くのではなく、相手が話したいこと、伝えたいことを、受容的・共感的な態度で真摯に「聴く」姿勢です。それによって相手への理解を深めると同時に、相手も自分自身に対する理解を深め、納得のいく判断や結論に到達できるようになるんですね。 |
友達同士の会話でも、この「傾聴」が役立ちます。この「傾聴」を知っていれば、間違っても話の聞いてほしいAさんにどんどん提案したり、説教したりにはならないはず。「傾聴」ができる人は聞き上手、そしてコミュニケーション上手なのです。
下記の動画「#27 カウンセラーが使っているプロのコミュニケーション術」でインタビュー形式でお話ししています。ご興味ある方は、是非、引き続き御覧くださいね(^^)/
動画番組、フェイスブックコラムにて、情報配信しています。
日々の気づきなどに、是非、ご利用くださいね。
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