セラピストは『スピハラ教養』を身に着けて!
チャネラー・ヒーラーの養成スクール Indigo Blueの吉田春菜(わかな)です。 最近はいろんな分野で『ハラスメント』が話題に上ってますよね。スピリチュアル分野も例外ではなく『ハラスメント』なるものは存在してます。それが『スピリチュアルハラスメント(以下『スピハラ』)』。 今は『ハラスメント』の認識が一般的になり、その気配りができることを教養の一部とされる時代。スピリチュアルなお仕事にも『スピハラ』教養は必須ですよ。 ということで、今日はスピリチュアルなことをお仕事にする人にとって大事になる『スピハラ』の認識について紹介しますね。 |
スピリチュアルハラスメントとは
スピリチュアルハラスメントとはスピリチュアルなこと全般に関する『嫌がらせ行為』。ここまでは、ほぼ一般的な認識かと(^^;
ただ、この『スピハラ』、当の本人がまったく意図していないところで『スピハラ』になってしまうものや、本人が善意で行っているにも関わらず『スピハラ』になるものも多いので要注意なんです。
実際にそれがスピハラに当たるかどうかは、受け取る相手の主観ですが、スピリチュアルを扱っている人は少なくとも『何をしたらスピハラ行為になる得るのか』という『認識』は相手に不快感を与えないためのエチケットのために持っておくべき。ということで、
何をしたら『スピハラ』になるのか?
スピリチュアル情報の無断提供
スピリチュアルなことをしている人は、チャネリングや透視リーディングなど通常の人が感知できない情報をキャッチできるサイキック能力に長けた方が多いもの。そういう能力があると、どんどん使いたくなっちゃうんですよね。
でも、ここが落とし穴。もし、相手の許可を取らず、通常の人が感知できない情報(見えない世界の情報)を相手に伝える行為をしていたら、スピハラになる可能性があります。
当の本人は『善意でやっている』『相手のためにしている』『自分は人助けをしている』『自分は良いことをしている』と思うことが多いので『なぜ?』となるかもしれません。でも、
結果的には相手の心配や不安をあおったり、依存させたり、自由意志を奪う行為になってしまうので、無断で自分本位でスピリチュアル情報を伝えるのは好ましいとは言えないのです(^^;
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スピリチュアル情報で相手の選択肢を奪う
チャネリングや透視リーディングなどの世界では、現在の時点からの未来予測は可能ですが、ここがまさに落とし穴。うっかりしていると、未来予測で得た情報で相手の未来を断定してしまうことがあるのです。これをすると未来に対する相手の選択の自由を奪う行為となり得るのでスピハラになっちゃう可能性も。
本来、未来の出来事は本人の選択の結果から出来上がるもの。だからこそ、相手の自由な選択肢を残しつつ未来の断定にならないよう気を配る必要があるのです。
(悪い例)
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偏った価値観の押し付け
スピリチュアルとは本来『小宇宙なる自分の精神世界』のこと。そこは神聖な領域であり、他人が踏み込む場所ではありません。
ですが、最近は色々なブームの煽りを受け(『引き寄せ』『アセンション』『願望実現』などなど)、『〇〇でなければならない』的な価値基準を相手に押し付けるスピリチュアルが多数存在しているのも事実。
本来のスピリチュアルを理解し、自分の価値観や『〇〇すべき』論を相手に押し付けないことが大切ですよね。押し付けた時点で既に相手の尊厳を奪う行為になるので要注意です。
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霊感商法
一昔前の霊感商法だと『壺を売る』というのが有名でしたが、今では商品もサービスもかなり多様化しています。
スピリチュアルによくある『ヒーリング』『アチューンメント』『〇〇の信仰』などはもちろんのこと、金銭が絡む『モノ』や『コト』を『高次意識からの啓示』と見せかけ、一方的に勧めると霊感商法となります。
たとえ、自分がやってみて良かったヒーリングやアチューンメントがあったとしても、それは必ずしも相手にとって良いとは限りません。
そこで、自分本位の強引な勧め方をすると霊感商法と受け取られる可能性があるので注意を払いましょう。
(悪い例)
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スピリチュアルハラスメントのまとめ
結局のところ、スピリチュアルなものを扱う際に、相手の意志を尊重し、相手の立場を敬った言動ができていれば『スピリチュアルハラスメント』と受け取られることはありません。
これは、どんな『ハラスメント』においても言えることなので、日ごろから相手を不快にさせないようなエチケットを身に着けておきたいものですよね。
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